記録的な寒波や大雪のため、28日も日本海側を中心に断水など生活への影響が出た。
石川県では、26日夜から相次いだ水道管の凍結や破裂による断水が28日も続いた。県によると、輪島市など能登地方を中心に、約1万1千世帯が断水の影響を受け、給水車による支援が続いている。輪島市では支援にあたる人員や資材が不足し、27日夜に県を通じて自衛隊への災害派遣を要請。陸上自衛隊金沢駐屯地によると、28日朝から給水トレーラーなど10台を同市に派遣したという。
鳥取県では大雪による倒木や電柱の倒壊で、28日に鳥取市の佐治、青谷両町など5カ所で計394世帯、879人が孤立状態となった。県によると、両町では夜までに緊急車両が通れるようになり、391世帯の孤立が解消された。人工透析が必要な人が2人いたが、病院に運ばれた。体調不良を訴えている人はいないという。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル